ブレイン探偵事務所 西東京・多摩地区

携帯電話と浮気の関係~携帯番号から浮気相手と住所が調べられる

浮気調査の否定・肯定

以前に探偵の方に聞いたことがあるのですが、浮気調査をした際の報告書が裁判資料となり、調査されたことを知った調査対象者の方がその探偵の方の事務所に怒鳴り込んできたことがあったそうです。

即座にお帰りいただいたところ「だから探偵なんて嫌いなんだよ!」との捨て台詞を残していかれたとか。

自身が浮気をした結果、探偵に調べられて裁判でごたごたが起こり、フラストレーションが爆発したのでしょうか。

探偵に関すること、中でも浮気調査に関する見解は肯定的・否定的にけっこう分かれてしまうと思います。

浮気調査の否定的な見解

そのうちの「否定的」な見解に関しては、おそらく上記の対象者の考え方のように「生理的に嫌い」「軽蔑」等に近いものではないでしょうか。

尾行・張り込み・撮影という手段もさることながら、「人の秘密を暴いて金を貰っている」「他人の家庭の問題に口出ししている」などという見方をされることもあります。

もちろん誰しも自分の秘密を暴かれたくもなければ、自分の家庭の問題に口を挟まれたくはないでしょう。

但し、浮気をしている本人が、浮気という違法行為を「人の秘密」などと言い、それを他人には暴かれたくはない、という主張をしたとすれば、 それは果たして一般的に正当な意見と評価されるでしょうか?

例えば浮気相手と密会してラブホテルに入ったところを見られたとしてプライバシーの保護が受けられると思いますか?

そもそもそれを秘密として守ろうとしているがために配偶者が浮気調査を依頼する結果に繋がっているのであり、 それを暴こうとしている主体は探偵ではなくあくまで配偶者本人です。

つまり、探偵が勝手に他人の浮気調査をしているわけではなく、探偵は依頼者である配偶者の代わりに浮気調査をして報酬をもらっているに過ぎません。

依頼者が第三者の(間接的)介入を必要とした結果であり「他人の家庭の問題に口出ししている」という指摘は妥当とは言えないと思います。

さらに言えば、浮気という行為は浮気相手にも家庭があった場合、相手方の家庭に被害や損害を与えることになります。

当然、浮気相手の家庭も他人の家庭です。
他人の家庭に取り返しのつかない迷惑をかけている当事者が「他人の家庭問題に口出しするな」等と言える立場には決してならないでしょう。

その他の外野の人は否定するも肯定するも自由ですが、むしろ調査を依頼された探偵以上に当事者とは無関係な人々であると言わざるを得ません。

浮気調査のニーズはなくならない

もう一つ言えることは、仮に探偵が浮気調査を仕事としていなかったらどうなるか?ということです。

浮気を調べて証拠を取りたいというニーズがある限り、何らかの職業が浮気調査を仕事として報酬をもらうでしょう。

そのニーズはもちろん探偵が作っているわけではありません。

あえて言えば、浮気を軽く考える世の中の風潮、法律など世の中の仕組みがそういうニーズを生んでいるのではないでしょうか。

浮気してもバレなければOK、バレても証拠がなければOK、バレても罪にはならない。

一方で浮気された方は精神的に傷つけられ、家庭も壊されて、慰謝料請求にはきちんとした証拠や浮気相手の調査が必要なわけですからね。

だいたいこんな不公平なことが許されていいわけがありません。

浮気をする人がそれを隠している限り、浮気調査が行われるのも当たり前といえば当たり前ですね。