結婚前に自分で調べておくこと
探偵が実施する結婚調査では対象者について学歴や職歴に詐称や虚偽の有無、人柄や異性問題、債務を含む資産状況、健康状態、思想や宗教、親族に関する事項などを調査するのですが探偵の調査でも対象者を完璧に丸裸にはできません。
探偵に頼んでも調べられないことはいくつかあるのです。
結婚を前提として交際している間に貴方自身で調べておかなければならないこともいくつかあるのです。
そのいくつかについて私の得た知識で簡単に説明しておきましょう。
価値観
育ってきた環境が全く違うわけですから物事に対する価値観も人それぞれです。
この価値観は探偵の実施する結婚調査では確認する事は出来ません。
余りにも価値観が違うと結婚後に生活を共にしてもその価値観の違いからぶつかる事が多くなり、離婚に至るケースもあります。
この価値観は結婚前に何度もデートをして話し合い、確認し合うことです。
「子供」についても前もって話をしておくべきです。
人によって「子供を早く欲しい」と考える人もいれば「しばらくは欲しくない」と言う人もいてそれぞれです。
まれに「子供はいらない」と思っている人もいるくらいです。
また、子供が出来ていなければ理解しがたいかもしれませんが、子育てにおいても「のびのびと自由に」と思っているのか、「高学歴を望んでいる」「才能を伸ばしてあげたい」「後継者として育てたい」とか千差万別です。
その点も将来の配偶者となる相手と話をしておく必要があります。
金銭感覚
上記の価値観と似たことですが金銭感覚に隔たりがあると結婚生活は上手く行きません。
お金の使い方が荒い、後輩などによくおごる、高級ブランド品をよく購入する、衝動買いをしてしまうといった行動。
結婚前の交際期間に確認しておくべきです。
また結婚前に多少の資金があったとしてもその状態がいつまでも続くという保証はありません。
貴方と同程度の金銭感覚を持っているか、又は少し節約志向の持ち主かを判断して結婚に向かわないと破局する可能性があります。
体の相性
探偵の調査でも全く調べようがないのがこの体の相性でしょう。
夫婦にとって、夜の夫婦生活は結婚生活を営む上においてとても重要な事なのですが、お互いに何度か肌を合わせ、確認し合うことです。
体の相性については安易に妥協しない事です。
例えば恋人時代において彼の背景や性格などに満足していたとしても体の相性に不満があったとした場合、我慢して一生それに耐えられるかという問題です。
これで離婚する夫婦も実際にはかなり多いとも聞きます。
我慢が続くと夫や妻が他の異性に求め、不倫に走るケースもあります。
趣味
恋人時代では自分には興味が湧かず、余り気にもならなかった相手の趣味。
恋人時代ではその趣味の費用は個々の負担でしたから余り気にもならなかったのでしょうが結婚したと同時に夫婦の生活していく上での家計となり、注ぎ込む金額によっては大喧嘩にも発展、離婚への引き金にもなりかねません。
相手の趣味に同調し自分も好きになり同じ趣味として協調し合えれば夫婦としては理想なのでしょうがなかなか上手く行かないのが現実です。
貴方にとって配偶者の趣味が理解できなかったとするといずれぶつかり合うことは必至でしょう。
例えば夫がガンダムやスターウォーズなどフィギュアの収集を趣味として何万円もする物を頻繁に購入したり、車が趣味で短期間で何台も乗り換えたりするのを許せるか、逆に妻がコスプレが趣味で普段では着れない洋服や装飾品をいろいろと購入したり、海外旅行が趣味で頻繁に女友達と旅行に行かれるとしたら許せますか?
お互いに相手の趣味を好きになり、一緒に楽しめれば問題は無いのでしょうが、なかなか厳しい問題で、もし貴方自身が耐え難い趣味であると感じたなら結婚する前に別れた方が賢明かもしれません。
こういった趣味について探偵の結婚調査でも調べられる場合はありますが、こっそりとしている秘密の趣味については素行調査を行う必要があるなど、なかなか判明できない場合もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
探偵ではなかなか調べられない問題はいくつかあるのです。
これらの問題は交際期間中に貴方自身で調べあげておかないとどうしようもありません。
最低でも1年間以上は交際して相手をよく観察して話し合わないとそうそう分かる事ではありません。
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備考 | 結婚調査の他、結婚詐欺についても調べる |
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