携帯電話と浮気の関係
総務省などのデータによれば、携帯電話の普及率は人口の約120%に達しているのだそうです。
通常の携帯電話、いわゆるガラケーの他にスマートフォンとの2台持ちや、スマートフォンを2台持ちしている人などもいるのでこのような人口以上の普及率となっているみたいですね。
簡単に言えば、小さな子供や高齢者を除いた人々はたいてい携帯電話(スマホ)を持っていると思ってもよいでしょう。
携帯電話は今や人々の最も便利な連絡手段として欠かせないものとなっているわけですね。
この携帯電話、今回のテーマである「浮気」と密接な関係があります。
浮気相手との連絡手段としても非常に便利と言わざるを得ないのです。
浮気発見のきっかけナンバーワンは携帯電話
旦那さんや奥さん、恋人の浮気に気づくきっかけとして、携帯電話が関係していることが圧倒的に多いです。
理由は上述した「連絡手段としての使いやすさ」から、浮気の痕跡を様々なところに残してしまうからですね。
通話やメールだけでなく、今はLINEやTwitter、facebookなどのSNSやメッセージアプリも頻繁に浮気に使用されています。
いずれにしろ浮気相手とは何らかの連絡手段を共有しているはずで、今のこの便利な時代に全く携帯やスマホを使用せずに連絡を取る人はほとんどいないと考えられます。
また、バレないように念のため現在の浮気相手との連絡先、その他のやりとりや思い出を全て消してしまうという人もほとんどいないでしょうね。
連絡先を登録してないと不便で困ることも多いですし、そもそもバレずに浮気ができているという油断がたいてい誰にでもあるはずですからね。
もし常にロックがかかっていれば何も見ることはできませんが、そもそもいつもロックがかかっていること自体が怪しいですよね・・・。
携帯番号から浮気相手と住所が判明
上述のように携帯電話から浮気の痕跡を発見することができ、浮気相手の携帯番号が特定できたとします。
慰謝料を請求するなど浮気相手の責任を追及したい、とお考えの方なら是非とも浮気相手がどこの誰なのかを知りたいところでしょう。
その場合、まずはその携帯番号のキャリア(ドコモ・au・softbankなど)を調べてみてください。
これはネット上のキャリア検索サイトなどで調べることができます。
今はナンバーポータビリティも多いので、非通知で相手に電話をかけてみて相手方の着信音(キャリアで異なる)を確認するとより確実です。
そしてその携帯番号とキャリアを知ることができれば、裁判上の手続きでキャリアに対してその携帯番号の契約者情報を提供するように請求することが可能になります。
契約者情報とはご存知の通り「氏名・住所」です。
他人名義の携帯を使ったりする詐欺師でもない限り、普通は自分で契約した携帯(若い場合は家族名義の場合もあり)を使っているでしょうから、その携帯番号の契約者、つまりその氏名・住所の人物が浮気相手であると判明させることができます。
但し、上記の方法の場合、そもそもまず裁判を起こすという手続きが必要であり、確実な法的根拠(浮気の証拠)がなければこの裁判上の手続きは使えませんので、訴訟経験のない方では少々ハードルの高い方法かもしれません。
その他の携帯番号を調べる手段
裁判を起こす前にどうしても相手の氏名・住所を知りたいという方は、他の手段として弁護士に依頼するか探偵・興信所に調べてもらう方法があります。
これも携帯番号とキャリアさえわかれば可能な手段となります。
弁護士は弁護士照会という手続きが行えますが、キャリア側は任意の情報開示となるため情報開示を拒まれるケースがたびたびあると聞きます。
探偵・興信所の場合も独自の調査で調べるため、どのような結果となるかは不明です。
携帯電話の調査が可能な興信所・探偵事務所(1) | |
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業態 | 興信所 |
備考 |
携帯電話の調査が可能な興信所・探偵事務所(2) | |
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業態 | 探偵事務所 |
備考 |
まとめ
携帯から浮気相手の住所を調べる場合 | |||
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種類 | 裁判所 | 弁護士 | 探偵・興信所 |
方法 | 訴訟 | 照会手続 | 調査 |
難易度 | 高 | 中 | 低 |
いずれに依頼するにしても、浮気の証拠取得や裁判とセットにして行うのが得策かもしれません。
どの方法を取るかはよくお考えになって、実行する際はくれぐれも自己責任で行って下さい。